ジュビリープラス10

先週、35になりました
ねんれいの話です


10年前、自身の25歳を祝って中村一義(私と同い年)が「ジュビリー」を作った
この曲が好きで好きで
まるで自分たちのための歌であるかのように「日々!」っつってたあの時からもう10年が経ったなんて


とりあえずこの35歳をどう過ごすか、考えるともなく考えていたら
もう必要のない本と洋服とCDをサッサと処分したくなる
埋もれた毎日を、新たに掘り起こすような作業


やはり大事なのは、日々!なのだねぇ、中村くん



彼女のほとばしり

前書いた日記からもう一ヶ月が経ちました
早いものだな
…スキャナさんが壊れてしまったのです
その前から酷使にコクシを重ねていたため、もともと危うかったんだけど


とりあえず修理には出しましたが、
すっかりモチベーションが下がってしまったので
ブログなんか持ってないような顔をして一ヶ月暮らしました
一度の修理では飽き足らず二度のオペを経て
そうして昨日ようやく、彼女は私の元へと帰って来ました
かわいいね、かわいいねって撫ぜています
これがなきゃ私がブログ晒す意味なんてまったく無いのだから


この一ヶ月の間にも、まぁ普通にいろいろなことを見たり聴いたり思ったり
8月の始めに海の家で観たキセルの、柔らかく重くぽたぁんとした空気は忘れがたいし
青山で観たアロイーズのほとばしりも凄かった
10年ぶりの友人にも会った
祖母に会いに帰った実家からこっちへ戻って来る時の電車で考えたこととか
んで、その時にどうにも疲れてしまった気持ちをぺたんとさせる為に読んだ、
いしいしんじごはん日記とか(ついでにいしいしんじの人となりについてとか)
…その他もろもろ


過ぎて行った日のことは
紙に落として
布に落として
パッチワークが出来上がる〜


べったり

夏って、いろんなものがむきだしだ
道では潰れた虫やら小さな生き物の死骸をよく見かけるようになって
それらはみんな赤黒い内臓が飛び出している
何よりも生を感じる死だな
落ちている枯れ葉やゴミなんかも生き物に見えるし
道ですれ違う子ども達も、他の季節より色が濃いみたい


この前の日曜日は骨董市に行った後、銀座で美術を観た
美術に触れると、ふとんにヌクヌクとくるまりぱなしの私の根性が叩き直される



去年ドイツへ行ってから早いものでちょうど一年が経つ
すべてがこっくりべったりと濃密だった 忘られない


下のはドイツへ持って行く為に作ったもの(今はmiss HECKERの壁に引っ付いているはず)
本当は縦向きの作品なのだけど、私のスキルのなさにより写真を縦にして載せることが出来なかった…
首をかしげるか、もしくは元々こういうものだと思って見て下さい
天地なんてきっと、あるようでないようなものだ